戸塚刺繍を習うと刺繍を見る目が育つ|戸塚刺繍展と刺繍の楽しみ

生徒さまが、こんなことをおっしゃっていました。

「先生に習うようになってから、刺繍を見る目が変わりました」

それを聞いて、とても嬉しく思いました♡

最近は、SNSで刺繍のコンテンツを見る機会も増えました。
手軽に作れるキットや、短時間で完成する小さな作品など、
気軽に楽しめる刺繍もたくさんあります。
そうした楽しみ方も、とても素敵だと思います。

私自身も最初はそんなふうに刺繍を楽しんでいました。
師範になることなど全く考えていませんでしたし、
ただ楽しく刺していただけでした。

でも基礎を一つずつ積み重ねていくうちに、
少しずつ刺せるようになり、
気がつけばすっかり戸塚刺繍にはまっていました。

ステッチを揃えて美しく刺すこと。
糸の流れや仕上がりを意識すること。
そうしたことが分かるようになると、
刺繍を見る目も楽しみ方も少しずつ変わってきます。

教室では多くの生徒さまが、
「そこまでの技術はいいんです。
小物を少し刺せたら嬉しいです」とおっしゃいます。

それで十分だと思っています。
刺繍の楽しみ方や暮らしへの取り入れ方は人それぞれです。
小さな作品を楽しみながら、ゆったり続けていくのも
素敵な刺繍の楽しみ方です♡

どんな目的で来てくださる方にも、
丁寧にレッスンをさせていただきたいと思っていますし、
刺繍を楽しむ為に教室に来てくださること自体がとても嬉しいです。

その一方で、心のどこかでいつも思っています。
「戸塚刺繍にはまってくれる生徒さまがもっともっと現れないかな」と(笑)
なぜかというと、それはもう、戸塚刺繍の世界は本当に素晴らしいからです!!

教室で生徒さまと一緒に
『フランス刺繍と図案』という書籍を見ることがあります。
特別に「本を見る時間」を設けているわけではなく、
レッスンの中で自然とその時間が生まれます。

「色を変えたら今風になりそうですね」
「仕立てを変えたら素敵かもしれませんね」

そんなふうに話しながらページをめくる時間も、
とても楽しいひとときです。

この本は、昭和30年代から出版され続けてきた戸塚刺繍の書籍です。
(書店では置いてない書店もあります。生徒さまは図書館で借りて気に入った号をオンラインで探して購入されたりしています)

長く出版されてきている本なので、
どうしても仕立てや色づかいが今とは少し違う部分もあります。

でもそこから、

「色を変えたら今風になりそう」
「この図案を別の作品にしたら素敵かもしれませんね」

そんなふうに想像を広げるのも楽しいです。

戸塚刺繍を学んでいくと、
刺繍を見る目が少しずつ育っていきます。

ステッチの整い方や糸の流れ、
一針一針積み重ねてできあがる作品の奥行きなど、
以前は気づかなかった細かな部分にも自然と目が向くようになります。

上手い・下手ということではなく、
丁寧に重ねられた手仕事の美しさに気づけるようになる、
という感覚かもしれません。

そして刺繍がお好きな方には、ぜひ一度見ていただきたいのが
戸塚刺繍の展示会です。

配色や無限に広がるステッチの使い方など、
写真や本だけではなかなか伝わらない部分があります。

本当に素晴らしい作品ばかりですが、
その魅力は実際に見ていただくのが
いちばん伝わると思います。

刺繍がお好きな方には、
きっと新しい発見がある展示会
です。

正直に言うと、
私のInstagramやYouTubeをご覧くださっている方の中には、
10〜30代の方はあまり多くありません。

戸塚刺繍は、若い年代には
あまり知られていないのかもしれません。

でも、もし刺繍に夢中になるなら、
若い時に始めるのはとても良いことです。
その分、長い時間をかけて多くの技術を身につけることができます。

戸塚刺繍の展示会は、少し入りづらく感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、
どうぞ気にせずお立ち寄りください♡

展示会は全国で開催されていますが、
大阪では今年11月に阪急うめだ本店で開催予定です。

その展示会では、私も係として会場におります。

案内の葉書ができ次第、
展示会の詳しい日程などは
またこちらでもお知らせいたします。

刺繍がお好きな方には、
きっと新しい発見がある展示会です。


戸塚刺繍についての詳細は
こちらもあわせてごらんください。
戸塚刺しゅうってどんな刺繍?

戸塚刺しゅう全国の展示会


最後までお読みくださりありがとうございます♡

コメント

スポンサーリンク
タイトルとURLをコピーしました