あけましておめでとうございます。
今年も刺繍の時間や日々のことを、少しずつ綴っていけたらと思います。
元旦の刺繍は、あえて華やかな部分ではなく、
刺した本人にしかわからないような脇役の小さな花を進めました。

少し布目の荒いリネンに刺しているため、針は細いものを選び、
ステッチはごく単純なサテンステッチ。
小花の輪郭を滑らかな線に仕上げるには、
布目だけを頼りに針を落とすわけにはいきません。
布目に沿うだけでは線がガタついてしまうため、
布目の流れを見ながら、織り糸にも針を入れていきます。
技法としては単純でも、
その分、集中力を切らすことができません。
複雑なステッチで華やかなバラを刺すときよりも、
むしろ神経を使う時間だと感じました。
刺繍は進み具合が分かりやすい作業ばかりではありません。
時間をかけて手を動かしても、
全体を見れば、ほとんど変わっていないように見えることもあります。
それでも手元では確かに進んでいます。
もっとも、目立たないところをすべて気にする必要はありません。
毎日の暮らしでも、仕事でも、
全部を完璧に整えようとすると、かえって息苦しくなってしまいます。
それでも、ここだけは丁寧に扱いたい、という部分があります。
それが誰に気づかれなくても、
自分には分かっていることを、静かに積み重ねていく。
そんな感覚を今年も大切にしていきたいと思います(^^)
最後まで読んでくださりありがとうございます♡





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